- 12/042008
修羅囃子

- 人間椅子
- ロック/和風メタル
- 2003 メルダック/トライエム
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正直、あまり期待していなかった。なぜなら、ドラムの音がヘヴィで厚くなるとはどうしても思えなかったから。まぁ、この時期はちょっとそこに拘りすぎてたとは思う。
初めて聴いたときも、割とさらっと流してしまった。でもメジャー復帰以降のどの作品よりもなんだかしっくり来た覚えがある。そう、じっとりとした陰鬱さが戻ったからだ。
少し分離が悪い、というか混然一体とした、”バンドっぽさ”ってことになるのか。やっぱ乾いてすっきりした音は椅子のイメージじゃないよなぁ。何せ青森だし。
青森といえば、「恐山」は久々に来た、アコースティック。”あの世”情緒の美しさも、また椅子なり。余談だが、椅子の曲はアコースティックでやってもかなりハマるものが多い。曲が良いことの証明だろう。
難点は、マスヒロ曲「野球野郎」。どうやっても好きになれない。こんなに無理な曲は他にない。
テーマ : ハードロック